天気がコロコロと変わっています。気温も朝は涼しく、昼からは汗をかくほど暑くなり、夜はまた冷え込むといった感じで、気候が安定しません。
これらの外部環境の変化に細かく対応しているのが『自律神経』です。
「自律神経が弱っている…」と、言ったリしますが、自律神経は強いor弱いという言い方ではなくて、交感神経または副交感神経に傾きすぎている…という言い方が正しい表現です。
自律神経は、その時の状況に応じて❝やじろべえ❞のようにどちらかの神経を優位にして、変化に対応しています。
『自律神経失調症』は、本来、副交感神経に傾くところが交感神経に傾いていたり、交感神経に傾くべきなのに副交感神経に傾いたために起こります。
自律神経の乱れに対して、病院では症状に応じた薬や『安定剤』等で対応しますが、一時的に症状が落ち着いたとしても解決するとは言い切れません。
自律神経を本来の働きに戻すためには、『漢方薬』以外にない!と確信しています。
その理由は、漢方薬には交感神経に傾きすぎた状態を副交感神経に戻す漢方薬と副交感神経に傾きすぎた状態を交感神経に戻す漢方薬がそれぞれあるからです。
現在の自律神経の状態に対応した漢方薬を使用すると、あきらめていた症状でもびっくりするほど改善します。
自律神経は、外部環境の変化にも体内環境の変化にも対応しなければなりません。実際には、体内環境の状態に対応するのに現在は、苦労しています。