熱中症は、❝脱水症❞+❝脳内温度上昇❞によって、自律神経の働きが乱れることが原因と考えられます。❝脱水症❞を防ぐためにこまめな水分摂取は、絶対に必要です。
「熱中症を防ぐために電解質を多く含むスポーツドリンクが良いのでは!?」と感じて、またすすめられて飲んでいる人も多いのではないでしょうか?
この時期、スポーツドリンクや清涼飲料水を飲む機会が増えると思いますが、これらには意外に多くの《糖分》が含まれていることをご存知でしょうか?
ポカリスェット 500ml
エネルギー 125kcal
糖質 31.0g
(スティックシュガー 約10本分)
アクエリアス 500ml
エネルギー 95kcal
糖質 23.5g
(スティックシュガー 約8本)
コカコーラ 500ml
エネルギー 225kcal
糖質 47.0g
(スティックシュガー 約16本)
●スティックシュガーは、1本約3gで計算しています。
またこれらを含む多くの清涼飲料水には果糖(フルクトース)やブドウ糖(グルコース)も含まれています。これらの糖質は、吸収が良く血糖値が急上昇するために、❝脳内温度❞の上昇につながり、熱中症を引き起こす原因になります。
普通に食事が摂れている人であれば、清涼飲料水よりも麦茶や水のほうがおすすめです。