年齢 男子 女子 (単位cm)
年長 110.3 109.4
小学校1年 116.5 115.6
2年 122.5 121.5
3年 128.1 127.3
4年 133.7 133.4
5年 138.8 140.1
6年 145.2 146.8
中学校1年 152.7 151.9
2年 159.8 154.9
3年 165.3 156.5
高校 1年 168.4 157.1
2年 169.9 157.6
3年 170.6 157.8
上の数値は、平成30年12月21日に発表された年齢別の身長です。
平均身長よりも高ければ「このまま伸ばし続けよう!」となりますし、
低ければ「もっと伸ばさなくちゃ!」と、思われるでしょう。
「でも… 身長は遺伝によって決まっているから、いくら努力してもムダなのでは…?」と感じている人も多いでしょう。
『身長は遺伝によって決まっている!』と思い込んでいる人は、いまだに多くいると思いますが…
実際には『身長に対する遺伝の影響は2~3割に過ぎず、残りの7~8割は生活環境(栄養・運動・睡眠・ストレス等)によって、最終身長が決まります。』
ただし身長が伸びる期間は、決まっています。
男子は、0歳から18歳 女子は、0歳から16歳くらいまでと言われています。(もちろん個人差はあります!)
この貴重な成長期をどのように過ごすか?で、最終的な身長が決まるのですから現在、成長期の真っただ中にいる人で「もっと背を伸ばしたい!」と思っている人は、身長を伸ばすための努力をしてみるべきです。
身長が伸びる仕組みとは?
身長の伸びに関係する骨は、頭のてっぺんから足のかかとまでつながった縦の骨です。成長期の骨には❝骨端線❞と呼ばれる軟骨があり、そこには新たに骨を作り出す❝骨芽細胞❞が大量にいます。
この❝骨芽細胞❞が、❝ホルモン❞の働きにより盛んに増殖・成長することで身長が伸びるのです。
❝骨芽細胞❞の増殖を促す❝ホルモン❞は、成長段階で種類が違います。
幼稚園・保育園から思春期までは、《成長ホルモン》と《甲状腺ホルモン》、思春期以降は、《成長ホルモン》と《性腺ホルモン》が伸長に大きく関わっています。その中でも《成長ホルモン》は、すべての期間で成長を支えているので、特に重要になることがわかると思います。
ホルモンは、自分で「いっぱい分泌しよう!」と思ったからといって、自由自在に分泌できるものではありません。
ところが春から夏にかけての期間は、日照時間が伸びることで《成長ホルモン》と《甲状腺ホルモン》の分泌が増えます。
それにあわせるように新陳代謝が活発になって、身長がグ~ンと伸び始めます。
このチャンスタイムを逃す手はありません!
漢方の世界では、成長=『腎』と考えます。
『腎』を強化する漢方薬を使用することで、《成長ホルモン》をより多く分泌して、成長を促そう!とするのです。
成長期は、人生の中であまりにも短すぎます。この貴重な時間を無駄にしないようにお過ごしください。