自律神経は年齢とともに衰える…!?
若い頃に比べて「疲れやすくなった…」または「疲れが残る…」と、感じている人は多いと思います。
「年齢のせいかなぁ…?」と思いがちですが、実はこれも自律神経の働きが衰えて感じることがわかってきました。
実際に、自律神経のパワーの値と体力は、ほぼイコールであることが判明しています。
自律神経の働きは、年齢と共に衰えてきます。
10代の頃を❝100❞とすると、60代ではだいたい❝25❞になります。
簡単に言うと、60歳を超えると若い頃の❝4倍❞疲れやすくなるのです。
自律神経のパワーが衰えてくると、体をコントロールする能力が鈍り、
若い頃は苦も無くできていた作業に何倍もの労力がかかります。
また暑い夏に、同じ高温の環境にいると若者よりも高齢者のほうが
熱中症になりやすいのも、自律神経の働きが弱い高齢者のほうが、
汗をかいて熱を放出するというコントロールがうまくいかなくなる
からです。